「鬼平犯科帳」が公式Xで「心の支えでした」≪追悼・火野正平さん≫
俳優の火野正平さんの訃報を受け、火野さんが出演した時代劇「鬼平犯科帳」のキャスト&スタッフが、公式X(旧ツイッター)に追悼コメントを寄せた。 「“相模の彦十”役の火野正平さんが亡くなられました」と伝え、「平蔵の昔なじみであり、裏の世界の酸(す)いも甘いも噛(か)み分けた密偵“相模の彦十”役を演じ、『新たな鬼平』には欠かせない存在感を示してくださいました」と回想。「火野正平という芸名は、(原作の)池波正太郎先生につけていただいたことに触れ、『やっと池波先生の作品にレギュラーとして参加できた。そんな縁があるから、これは大切にしたい作品です』と作品への思いを語ってくださいました」と明かした。 また、「火野さんは以前、『鬼平犯科帳』の撮影現場で、『皆があんまり悲しそうだったら笑わせてやろうとか、笑いが多いなと思ったらトーンをちょっと落としてみようとか、そんなことをずっと考えて演じていきました』と話し、物語の中ではもちろん、撮影現場においても心の支えでした」と記し、「謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。
テレビ朝日