貴婦人のイヤリング フクシア展 京都府立植物園で展示
京都市左京区の京都府立植物園でアカバナ科の低木・フクシアの開花が進み、20日から展示会が始まりました。京都府立植物園の観覧温室には、園が栽培しているおよそ180品種200点のフクシアが、ピンクや赤、白といった色とりどりの花を付け、美しさを競っています。フクシアは中南米や西インド諸島が原産で下向きに咲く花とガクの姿から「貴婦人のイヤリング」の異名をとり、欧米を中心に園芸用として盛んに栽培されています。フクシアの展示会は、5月6日まで行われます。また植物園では100周年を記念して、ボタンの一大産地として知られる島根県松江市の大根島の生産者らでつくる松江大根島牡丹協議会などから、大輪のボタン100種150鉢が贈られ、22日から園内のぼたん・しゃくやく園で展示されるということです。