ケインがイングランド代表としての活動の重要性を説明「W杯へとつながる文化と団結力を築く場所」
イングランド代表FWハリー・ケインは、代表チームを離脱した選手たちを批判した後、11月のインターナショナルマッチウィークの重要性を説明している。『BBC』が伝えた。 イングランド代表は今回、11月のネーションズリーグを前に怪我などを理由に9人の選手がチームを離脱することに。これに対して主将を務めるケインは、『ITVスポーツ』の取材に対して「イングランド代表は何よりも優先されるべき。クラブよりも優先される」と離脱選手の多さに不満を示していた。 そんなケインは日曜日のアイルランド戦を前にした会見でメディアの前に現れると、「まさかこれほど大きく取り上げられるとは思っていなかったが、これは僕の意見だ」と主張。批判はしたものの、「11月のキャンプは常に難しい時期だ。過去の年を見ても、他の選手たちも離脱している。シーズンの中でも厳しい時期なんだ」と難しい時期であることにも理解を示した。 加えて、代表チーム内の文化に関しては「築くのに長い時間がかかるが、慎重でないと失うのはそれほど時間がかかからないかもしれない」と述べ、「少し忘れられがちだが、本当に重要」だと今回の11月シリーズの重要性を口にしている。 「勝てば、(2026年)ワールドカップに向けての来年の準備が本当に良いものになる。これらのキャンプこそが、ワールドカップへとつながる文化と団結力を築く場所だ。イングランドのために戦うことが本当に特別なことだということを思い出させてくれる。個人的には、プロサッカー選手として最高の経験の一つだよ」