「伊方原発の事故」が想定です。 大分、愛媛両県と国との連携を確認する原子力防災訓練が大分県庁でありました。 四国電力の伊方原発は、大分市佐賀関から４５キロほど離れた愛媛県伊方町にあり、３号機が稼働しています。 訓練は、的確な情報収集と県民の安全を確保できるよう２０１５年から毎年行われています。 伊方町で震度６強の地震が起き、伊方原発３号機が停止。放射性物質が放出されたという想定で、国や大分、愛媛両県のほか四国電力などの職員がテレビ会議で被害状況や対応策についての情報を共有しました。 万一、原発事故が起きた時大分県では、愛媛県の要請があれば伊方町の住民の一時避難を受け入れることにしていて、フェリーで到着した住民を移動される訓練も行われています。 １７日も、住民約２０人が大分に移動する訓練が予定されていて避難が完了するまでの経路などを確認します。