<はばたけ!兵庫の翼>’21センバツ選手紹介/13 東播磨 近藤真央選手/神戸国際大付 川西琉成選手 /兵庫
◆東播磨 ◇強肩武器堅実な守備魅力 近藤真央選手(2年) 堅実な守備が魅力の外野手。中堅から本塁まで正確にストライク送球ができる肩の強さが自慢だ。素早く打球の落下地点に入り胸元で捕球、仲間の胸元目がけて送球するという基本動作を大事にしている。福村順一監督は「チーム一、守備範囲が広い」と信頼する。 中学で野球をやめることも考えたが、学校見学会で見た東播磨野球部の「選手間でアドバイスし合うチームの雰囲気」に魅力を感じ進学を決めた。「野球と向き合える環境」に充実感を感じている。 課題は打撃。ミートすれば長打になるパワーはあるが、冬の打撃練習で長打を意識しすぎたためかフォームを崩した。「短打でもいい」とフォームを微調整中で、帰宅後は自宅前で20~30分間、球のコースを意識しながら素振りに励む。 趣味はゲームで、中でもプロ野球選手と対戦ができるスマホゲームが好き。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)170センチ・68キロ(2)右投げ、右打ち(3)加古川・氷丘中(4)スマホゲーム(5)すし/卵 ……………………………………………………………………………………………………… ◆神戸国際大付 ◇要所でチーム救える人に 川西琉成選手(2年) 1年秋の近畿大会から内野手でベンチ入りし、副主将として西川侑志主将をサポートする。 普段は自宅から通学するが、体を大きくしようと1年生の1月から2カ月間、選手寮に入った。朝夕に白米1キロを食べ、体重は10キロ増えた。「打球の速度が上がり、飛距離も伸びた」という。 特進クラスの西川主将が授業で練習に遅れる際は、ミーティングを進行し、練習メニューを指示。西川主将は「何事にも一生懸命で、チームをまとめてくれる」と信頼を寄せる。 バントやスクイズで「相手の嫌がるバッティング」を心がける。途中出場した秋の近畿大会の準々決勝、1点差の九回に打順が回ってきたが相手投手に打ち取られた。悔しさから、冬は同じ場面を想定した打撃練習を繰り返した。 センバツのベンチメンバーに選ばれたが「まだまだ実力不足なので、ピンチの場面でチームを救うバッティングをしたい」と練習に励む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)173センチ・70キロ(2)右投げ、右打ち(3)加古川・平岡中(4)映画鑑賞(5)から揚げ/トマト ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長・体重(2)投・打(3)出身中学(4)趣味(5)食べ物の好き/嫌い 〔神戸版〕