「ボヘミアン・ラプソディ」より

ＢＳ松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、7月18日(木)から7月27日(土)にかけて「カリスマ集結！灼熱の音楽映画フェス！」と題し、クイーン(QUEEN)、プリンス、マイケル・ジャクソン、フォー・シーズンズ、西城秀樹などのカリスマたちが出演する音楽作品を一挙放送。今回はその中でも、ロックバンド・クイーンが登場する3作品について、見どころを紹介していく。 【写真】「ボヘミアン・ラプソディ」にて拳を突き上げて歌うラミ・マレック“フレディ・マーキュリー” ■新たに2曲を追加した「ボヘミアン・ラプソディ」のディレクターズカット版 1973年のデビュー以来、多くのファンに愛され続けるクイーン。ＢＳ松竹東急では、7月20日(土)夜9時より「ボヘミアン・ラプソディ ライブ・エイド完全版」をノーカット放送する。 本作は、伝説のロックバンド“クイーン”と、伝説的ボーカリスト、フレディ・マーキュリーの足跡をたどった映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年公開)に、劇場未公開となる「ライブ・エイド」のパフォーマンスシーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー（英題：We Will Rock You）」と「愛という名の欲望（英題：Crazy Little Thing Called Love）」の2曲を追加し、新たに再編集したディレクターズカット版だ。 物語の舞台は、1970年のロンドン。ある日、ライブハウスに通っていたフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ギタリストのブライアン・メイ(グウィリム・リー)とドラマーのロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)が所属するバンドのボーカルが脱退したと聞きつけ、自らを売り込む。そして2人はフレディの歌声に心を奪われ、ともにバンド活動をスタートさせていく――。 クイーンの誕生秘話が映像化された「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界興行収入1000億円を突破し、「第91回アカデミー賞」では主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4部門を受賞した。 今回の“ライブ・エイド完全版”は貴重映像の追加により、往年のクイーンファンも満足できる内容に仕上がっている。中でも、当時のクイーンを彷彿とさせるラミ・マレック(フレディ役)の歌声やパフォーマンスは圧巻だ。 ■“史上最高のステージ”と絶賛される公演を映像化 7月28日(日)夜7時からは、「オン・ファイアー／クイーン1982」と「クイーン＋アダム・ランバート・ストーリー『ショウ・マスト・ゴー・オン』」を立て続けに放送。 「オン・ファイアー／クイーン1982」は、1982年に発表されたアルバム『ホット・スペース』に伴う世界ツアーより、同年6月5日に開催された「Hot Space Tour」ミルトン・キーンズ公演の様子を収録した作品となっている。 本作は、サポート・キーボード奏者としてモット・ザ・フープルのモーガン・フィッシャーが参加したことでも話題に。R＆B／ファンク、ディスク・ミュージックなどを取り入れた楽曲「アクション・ディス・デイ」「ステイング・パワー」「バック・チャット」をはじめ、疾走感あふれる「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の“ファスト・バージョン”や、フレディがピアノを弾きながら熱唱する「プレイ・ザ・ゲーム」や「ボヘミアン・ラプソディ」など数々の名曲を披露しており、クイーン絶頂期の“本物”のパフォーマンスを堪能できる飽きのこない構成となっている。 ■アダム・ランバートが加わった“新生クイーン”の軌跡 「オン・ファイアー／クイーン1982」の直後に放送される「クイーン＋アダム・ランバート・ストーリー『ショウ・マスト・ゴー・オン』」は、2019年にテレビ用映画として製作された“新生クイーン”にまつわるドキュメンタリー作品。 2009年に開催されたアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」をきっかけに、フレディ・マーキュリーの後継者としてクイーンに参加することになったアダム・ランバート。本作では、そんな彼とクイーンのこれまでの活動や舞台裏に迫る。 レアなライブ映像はもちろん、アダム・ランバートの両親やブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ラミ・マレックらのインタビュー映像が収められた“独占映像”も見どころの一つ。また、アダム・ランバートが赤裸々に明かす“重圧や苦悩”などの秘話にも注目だ。 ＢＳ松竹東急の「カリスマ集結！灼熱の音楽映画フェス！」では、クイーン関連3作品をはじめ、プリンス出演の「プリンス／パープル・レイン」、西城秀樹出演の「ブロウアップ ヒデキ」、マイケル・ジャクソン出演の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」などの作品も一挙放送する。