<本日最終回放送>ドラマ『君が心をくれたから』で盛り上がる・長崎県に注目!
現在放送中のドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)。愛する人の命と引き換えに心を差し出すヒロイン・逢原雨(永野芽郁)と朝野太陽(山田裕貴)が紡ぐラブストーリーだ。徐々に五感を失っていく雨と彼女を懸命に支える太陽、2人を取り巻く人々の思いにSNS上では毎話「涙が止まらない」「報われてほしい」といった声が多く挙がっている。いよいよ本日(3/18)最終回。ストーリーはもちろんだがロケ地にも注目したいところ。今回、本作の舞台となる雨の故郷には長崎県が選ばれた。メインロケ地になった理由について草ヶ谷大輔プロデューサーは「ファンタジーラブストーリーという物語の世界観をより深めるために、異国情緒あふれる長崎を舞台としました」と語る。
その言葉の通り、グラバー園や九十九島観光公園といった風景や第1話で登場する“精霊流し”(長崎県のお盆の伝統行事)などの文化は切なく美しい恋模様を幻想的に彩っている。実際にはどのように撮影が行われたのか。
長崎ロケは昨年の11月下旬からおよそ1か月にも及んだという。撮影は苦労も多かったようで、ロケに携わった長崎県観光連盟の上島宏太さんは撮影時のエピソードとして「観光地が多い中、地域住民や観光客の皆様に配慮しながら撮影を行いました。また、天候に恵まれない日も多く撮影が中断・延期したこともあり、臨機応変に対応する必要がありました」とコメント。それでも無事に作品が完成したことについて「いろんな出来事を乗り越え、実際に全国放送されていることは感慨深いです。県内外の多くの皆様に愛される作品になってくれれば」と語った。
ドラマ情報が解禁されると長崎県も作品を盛り上げるべく積極的にPR。長崎県観光情報サイト「ながさき旅ネット」上には特設ページを設置し、放送期間中にロケ地MAPを制作・公開することで、観光客が周遊できる仕掛け作りを行った。ロケ地MAPは4万部発行し、県内外の交通拠点などを中心に設置・配付し、2万部追加で発行するほど好評だ。様々な取り組みが実を結び、実際にドラマを観て長崎を訪れる視聴者やロケ地MAPを見ながら観光する作品のファンも多い。SNS上では聖地巡礼をした際の記念写真が数多く挙がっている。また、最終回に向けてテレビ長崎でも再放送を行い、県民にもドラマを周知。作品だけでなく地域の盛り上げにも一役買った。
長崎県の魅力も詰まったドラマ『君が心をくれたから』。二人の行く末はどうなるのか、どんな奇跡が起きるのか見届けたい。そして、ドラマを見た後にはぜひ長崎に行ってドラマの世界観を楽しんでみるのはいかが? 【作品情報】 ドラマ『君が心をくれたから』 出演:永野芽郁、山田裕貴 ほか 脚本:宇山佳佑 演出:松山博昭 プロデュース:草ケ谷太輔 <STORY> 逢原雨(永野芽郁)は事故に遭った想い人・朝野太陽(山田裕貴)に奇跡を起こすため、自分の「心を差し出す」宿命を背負うことに――。