ルイーズ・グローバー（インスタグラム@louisegloverから）

　かつて米男性誌「プレイボーイ」の発刊者で実業家の故ヒュー・ヘフナー氏が所有したロサンゼルスの豪邸「プレイボーイ・マンション」に住み、セレブたちとのパーティーに明け暮れた英国出身の元モデルが現在、ホームレスになり、テント暮らしをしている。 　英紙サンは先週、2006年にプレイボーイ誌「モデル・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、テレビ番組のプレゼンターも務めたことのあるルイーズ・グローバー（41）が故郷イングランドの田舎町レディングにある農場でテント生活を送っていると伝えた。 　同紙とのインタビューでグローバーは、自身の人生が一変したのは2010年、豊胸手術後に敗血症による心停止に陥り、5週間入院したことだったと語った。健康のためトレーニングを始め、その後にフィットネスやライフスタイルのモデルに転向し、ナイキなど多くの大手ブランドとも契約したという。 　ところが、当初は順調だった仕事も徐々に減り、生計を立てるのに苦労するようになったという。「年を重ねるごとにモデルの仕事がなくなった」と同紙に明かし、今は冬が近づく中、将来に不安を感じていると告白した。 　里親のもとを転々として育ったグルーバーは、「頼れる家族がいない」と続けた。 　同紙によると、グローバーは20歳でモデルを始めると、当時、米人気モデルに容姿が似ていたことから〝英国版カルメン・エレクトラ〟として注目を集め、米国に渡ってプレイボーイ誌のモデルに抜擢された。 　プレイボーイ・マンション時代を振り返ったグルーバーは「最高の時間。まるで別世界だった」とし、レオナルド・ディカプリオやパリス・ヒルトンなどのスターたちとも一緒にパーティーに参加したと明かした。