わが家では食器代わりに「紙皿・割り箸」を使い捨てています。「水道代」が浮くので節約になりますよね?
自宅で食事をしたら、必ず後片付けをすると思います。食後の後片付けを負担に感じる方もいらっしゃるでしょう。また、食器を洗うとなると水道代もかかってきます。 なるべくならお金と時間をかけずに後片付けをしたいところです。この記事では、「毎回食器洗いをした場合」と「紙皿と割り箸を使用した場合」の費用の比較をして、どちらが節約になるのかご紹介します。
食器洗いにかかる水道代
パナソニック株式会社の調査によると、食器洗いの所要時間は平均約20分とのことでした。また、東京都水道局によると、食器洗いで水を5分間流し続けた場合は約60リットル消費しているとのデータがあります。 今回は3人家族のご家庭が、1回20分の食器洗いを1日2回した場合を想定して、1日あたりと1ヶ月あたり、1年あたりの水道代を表1にまとめました。20分間水を流しっぱなしにし、1リットルあたり0.24円と仮定して計算をしています。
※東京都水道局「くらしと水道 水の上手な使い方」を基に筆者作成 表1より、食器を洗うときの水道代は1年あたり約4万1975円かかることが分かりました。ただし、食器の数やご家族の人数により差が出ますので、参考程度にしてください。
紙皿・割り箸の相場
食器を使う代わりに、使い捨ての紙皿と割り箸を使用した場合を想定して計算します。比較するために、3人家族を想定しています。紙皿の相場は1枚あたり約6円、割り箸の相場は1膳あたり約5円とし、1日に3回(3食分)使用すると想定して表2にまとめました。 【1回の使用料(3人分)】 ・紙皿:6枚(一人2枚使用) ・割り箸:3本
※筆者作成 紙皿と割り箸のセットを毎日使用すると、1年間で約5万5872円かかることが分かります。ただし、紙皿はおわん型であったり、耐水・耐油加工されたりしているものは1枚あたりの値段が割高になることが多いです。あくまでも目安として参考にしてください。
食器洗いと使い捨て食器の価格を比較
食器洗いにかかる水道代と、使い捨ての紙皿と割り箸にかかる費用を表3で比較します。