茨城・つくば市長選 2氏か 20日告示、市議選も
茨城県つくば市長選と同市議選(定数28)は20日、告示される。市長選には3選を目指す現職の五十嵐立青氏(46)と、元県議で新人の星田弘司氏(50)=自民推薦=の2人がともに無所属で立候補を表明しており、現新2氏による争いとなる見通し。 五十嵐氏は国の特区「スーパーシティ」に指定されたことや子育て対策、福祉の充実など2期8年の実績を強調。「3期目も責任をもって市を前へ進める」と意欲を示す。公約にインターネット投票の推進、県立高校の校舎増築へ向けた県との協業などを掲げる。 星田氏は市議と県議計20年の経験を踏まえ、国や県、県内市町村長とのつながりをアピール。「市政を変え、つくばのポテンシャルを引き出したい」と8月初旬に出馬表明した。公約に将来性のある企業の誘致、ふるさと納税制度を活用した財源確保などを挙げる。 市議選には定数を18上回る46人が立候補する見込み。内訳は現職19、新人27。 いずれも衆院選と同日選となり、投票は27日午前7時から午後7時まで市内76カ所で行われ、同市流星台の桜総合体育館で開票される。有権者は19万9156人(9月1日現在)。
茨城新聞社