【RIZIN】“マサカリ”金太郎が4連敗から再起の判定勝ち
RIZIN LANDMARK 9 2024年3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホール 【写真】得意のパウンドに行く金太郎、野性的な部分も垣間見えた ▼第6試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R 〇金太郎(パンクラス大阪稲垣組)=61.0kg [判定3-0] ×ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)=60.95kg 金太郎は、2021年6月のRIZINバンタム級JAPAN GP1回戦で伊藤空也に判定勝ち以降、4連敗中。井上直樹と元谷友貴に判定負け後、堀口恭司に一本負け、2023年4月の前戦では石司晃一にスプリット判定で敗れている。2023年11月に2カ月間の米国ATTでの出稽古を経て、かつて対戦した堀口・元谷とも合流。ホームで連敗脱出なるか。30歳。 地元、修斗ジム神戸所属のダイキ・ライトイヤーは、MMA10勝11敗3分。2019年1月から修斗で山城翔、南出剛、直撃我聞、榎本明を破り4連勝。2021年11月のRIZINでは釜谷真に2R TKO勝ちも、修斗で後藤丈治に判定負け、加藤ケンジに1R KO負けで連敗。2023年9月の前戦では波平コングの左フックでダウンを喫したものの逆転の三角絞めで一本勝ち、再起を遂げている。35歳。 1R、サウスポー構えの金太郎が前手をはたくように圧力をかけていく。ダイキ・ライトイヤーは右インロー。ワンツーで前に出る金太郎を左回りでさばくダイキ・ライトイヤー。右関節蹴りの金太郎は右のかけ蹴りも。かわすダイキ・ライトイヤーに左の蹴り、ボディストレートと腹にためる金太郎。ダイキ・ライトイヤーが左足を上げて前に出てきたところに左ストレート! ダウンしたダイキ・ライトイヤーにパウンドも寝技を警戒か深追いしない金太郎。 立つダイキ・ライトイヤーに再びダウンを奪う金太郎! ダイキ・ライトイヤーの三角絞め狙いも警戒し、ハーフから左の脇下に頭を入れて肩固めも狙いつつ、頭を抜いてサイドに。ダイキ・ライトイヤーのバギーチョーク狙いも察知する。 2R、サウスポー構えから右前手を伸ばして詰めて左ハイをガード上に打ち込む金太郎。ワンツースリーで詰めるとダブルレッグへ。差し上げたダイキ・ライトイヤーは体を入れ替えるとアイポークかいったん目を気にするダイキ・ライトイヤー。金太郎は右の関節蹴り。ダイキ・ライトイヤーのシングルレッグを切って、圧力をかけて左インロー。ダイキ・ライトイヤーは金網づたいにサークリングする。 3R、前足を触るフェイントから右オーバーハンドを狙うダイキ・ライトイヤー。受け手に回る金太郎。相手の顔に指を向ける行為が2度あり、金太郎にイエローカード(20パーセント減点)。 しかし、金太郎はスタンドで走り込んで左を当ててダウンを奪うと、強いパウンド! ガードを取るダイキ・ライトイヤーの下からの仕掛けを潰して、三角絞めも組ませず、最後は強いパウンドを連打! ゴング。判定は3-0で金太郎が勝利。4連敗からの復活を果たした。 試合後、金太郎は「KOで復活したかったけどちょっと硬くなってしまいました。また米国で練習してきます。大阪で稲垣組は一番強いです」と語った。
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