【箱根駅伝】青学100回大会は“負けてたまるか!大作戦” 就任20年目・原晋監督「優勝しか求められない大学に成長した」
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路) 第100回を迎える箱根駅伝。大会まで1か月を切った11日、各大学の選手・監督らが一堂に会し記者会見が行われました。この記者会見で名物となっているのが青山学院大学・原晋監督が掲げる“大作戦シリーズ”。 【一覧】第100回箱根駅伝 出場校 過去5年間で2度の総合優勝を成し遂げている青山学院大。これまで「やっぱり大作戦」や「ピース大作戦」などユニークな作戦名を発表し、話題となってきました。 注目の今大会は「負けてたまるか!大作戦」。就任20年目を迎えた原監督は「(青山学院大は)優勝しか求められない大学に成長した」とこれまでの監督生活を振り返り、「(今回は)各世代にエース級のランナーがいる。箱根は山上り・山下りがキーになる、精一杯頑張りたい」と意気込みを語りました。 ▽青山学院大 過去5年間の大作戦 【2019年「ゴーゴー大作戦」(総合2位)】 18年までに箱根駅伝4連覇を達成した青山学院大。史上3校目の5連覇を目指し命名。 【2020年「やっぱり大作戦」(総合優勝 ※大会新記録)】 19年は惜しくも総合2位。リベンジを果たすべく、「やっぱり4年生は強かった、やっぱり青学大は強かった、やっぱり応援してよかった」と思ってくれるよう命名。 【2021年「絆大作戦」(総合4位)】 全選手がキーマンとなり、目指すは大会連覇。コロナ禍で未曽有のシーズンとなった21年は駅伝の原点である“絆”を大切にしたいと命名。 【2022年「パワフル大作戦」(総合優勝 ※大会新記録)】 登録選手全員が1万メートル28分台と史上最強メンバーがそろった青山学院大。「パワーを持ってパワフルに箱根路を駆け抜けたい」という思いを込め命名。 【2023年「ピース大作戦」(総合3位)】 ロシアによるウクライナ侵攻があり平和が脅かされたこの年。コロナ禍も終息しない状況で箱根を走れることを幸せに思ったという原監督。平和(ピース)を祈り続ける青山学院大として連覇へ向け“ピースサイン”で優勝を果たすいう願いから命名。 【2024年「負けてたまるか!大作戦」】