荒川、隅田川など4河川で生物生息調査を実施
東京都北区は10月7日(水)、区内を流れる4河川(荒川・隅田川・新河岸川・石神井川)で、河川生物生息調査を実施した。 北区によると、調査は今年で32回目。区民で組織する北区釣魚連合会(生田目昭憲会長)の会員20人の協力を得て実施しているもので、河川調査を区民と毎年継続的に取り組んでいるのは、23区で北区のみだという。 船上からの投網や河川10地点での釣りによってニゴイやハスなど14種類111匹の魚を捕獲し、その場で魚種や大きさ等を測定した。最も大きい魚はハクレンで全長84.2センチ。今後、魚の食べられる部位の総水銀やPCB含有量などの汚染状況を調査し、来年3月に報告書としてまとめる予定。