大阪・なんばで約4時間盛り上がる、吉本芸人主宰の「音楽イベント」を初開催
お笑いコンビ・ダブルアート初の音楽イベントが7月29日、「なんばHatch」(大阪市浪速区)でおこなわれ、約4時間、満員の観客とともに盛り上がった。終演後には主宰のダブルアートのほか、ゲストの先輩芸人・アインシュタインと見取り図が登壇した。 【写真】芸人の本気音楽!ライブ中の様子 楽曲が『かまいたちの机上の空論城』(カンテレ)の番組エンディング曲にも起用されるなど、音楽活動を精力的に続けている、ダブルアートが所属するハードコアバンド「WART(ウォート)」。今回のイベントではダブルアートが中心となり、『ダブルアートの12才協会presents真剣音楽祭』として、イベントをおこなうことに。 「12才協会」とは、2023年12月より始動したダブルアートの動画配信ファンクラブのことで、ここに出演経験のあるアインシュタイン、見取り図などの芸人がイベントに出演。そのほか、マユリカ中谷&紅しょうが稲田美紀らが所属するアイドルグループ・ZiDol、ロングコートダディ堂前&ニッポンの社長辻らによるバンド・ジュースごくごく倶楽部なども登場した。 途中はゲームコーナーなども設けながら、ライブでは普段の芸人の姿とは違った姿を見せつけ、約4時間という長時間にわたって盛り上がった。 終演後の会見で、ダブルアートのタグは「真べぇも僕もいろいろと準備をしてきたなかで、それ以上に出演者の方々にお力添えいただいて、最高のパフォーマンスができました。最後はやるしかないな、と。それが爆発できてよかったです」と笑顔をみせた。真べぇは「僕、リアルに5回くらい泣きそうになりました。オープニングから・・・」と振りかえった。 アインシュタインの河井は、「こいつらのコーナーって絶対ケガするんで。今日はケガなく終われてよかったですね」といい、稲田も「お笑いと音楽のバランスがちょうどいいというか。最後にWARTがしめるっていうのが素晴らしい。袖(の芸人)が沸き倒してました」と明かした。 見取り図の盛山も「普段の劇場では味わえないイベントだったので」と笑顔をみせ、ダブルアートに歌を褒められたリリーは、「普段は後輩なんですけど、今日は大きく見えたというか。ダブルアートってこういう場が一番魅力を発揮するなって」と2人を褒め称えた。 これには盛山も「芸人が本気で音楽をやっていいんだと思わせてくれるのがダブルアートなんで。中途半端でやるより、本気でやった方がおもしろいですし」と賛同した。