石川佳純、初めて外から観た五輪振り返る「悔しさを思うと言葉がなかなか出ませんでした」
元女子卓球選手の石川佳純が12日にインスタグラムを更新。キャスターとして「パリオリンピック2024」に参加した彼女が、オフショットを公開し初めて外から観たオリンピックを振り返った。 【別カット】オリンピックシンボルをバックに笑顔 日本では12日朝に閉会式が中継された「パリオリンピック2024」。閉会式後、石川はインスタグラムを更新し「パリオリンピック、熱い戦いが幕を閉じました」と現地で撮影された多数のオフショットを公開。現役を引退した石川は今回、キャスターとして「パリオリンピック2024」に参加。オフショットには、競技会場でマイクを片手に笑顔を見せる様子や、選手たちにインタビューする姿などが収められている。 投稿の中で石川は「歴史的建造物や美しい街並みの中で行われた、パリならではのオリンピックを感じることができました!」と大会の雰囲気についてコメント。さらに「試合直後に選手にインタビューをさせてもらう事も多く、本当に貴重な経験をさせて頂きました」と説明し「勝った時は自分の事のように嬉しく、残念ながら負けた時は大きなプレッシャーの中、その選手がこの日の為にどれだけの努力をしてきたか、その悔しさを思うと言葉がなかなか出ませんでした」と明かした。 さらに「初めての外から見たオリンピック、世界中からたくさんの方が観戦に来ていて、街中もオリンピック一色。また、試合中に映る選手のご家族やコーチ、サポートされてきたスタッフの方々の緊張感ある表情を見る度に、選手と一緒に戦っている事を感じ、現役時代に一緒に戦ってくれた家族やコーチ、応援してくださった方に私自身改めて感謝の思いが募る時間になりました」と大会中の心境を振り返っていた。 ■石川佳純(いしかわ かすみ) 1993年2月23日生まれ。山口県出身。小学1年生から卓球競技を始めると、全日本選手権ジュニアシングルスで史上初の4連覇や、インターハイ3連覇などの記録を残す。2011年の全日本選手権でシニアを初制覇。2012年「ロンドンオリンピック2012」で男女を通じて史上初のシングルス4強入りを果たす。2021年に開催された「東京オリンピック2020」では、キャプテンとしてチームを牽引し、団体で銀メダルをもたらす。2023年5月、現役引退を発表。「パリオリンピック2024」ではキャスターとして現地の熱戦を伝えた。 引用:「石川佳純」インスタグラム(@kasumi.ishikawa_official)