日経平均、101.45円安の「38,262.16円」と続落だが…3営業日で「株価1.5倍」に急騰した銘柄とは【2月21日の国内株式市場概況】

2024年2月21日（水）の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…

2月21日の日経平均株価は、前日比101.45円安の38,262.16円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが99銘柄、値下がりが124銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、ダイキン工業〈6367〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、バンダイナムコHD〈7832〉、中外製薬〈4519〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は15億3,500万株、売買代金は4兆2,861.29億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙、海運業、繊維製品などが上昇した一方、鉱業、保険業、石油・石炭製品、機械、空運業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がBEENOS〈3328〉で+238円（+16.84％）の1,651円、2位がスノーピーク〈7816〉で+111円（+9.75％）の1,249円、3位が日本マイクロニクス〈6871〉で+570円（+9.52％）の6,560円となりました。 2月17日の日本経済新聞による報道以降、スノーピークの株価が急騰している。同社は昨日20日、MBOによる株式の非公開化を発表。米投資ファンド「ベイン・キャピタル」が1株1,250円でTOB（公開買い付け）を実施することがわかった。これによりスノーピークの終値は1,249円と、先週16日の終値（838円）から49％の上昇となっている。 一方、値下がり下位は、1位がダイレクトマーケティングミックス〈7354〉で-27円（-7.96％）の312円、2位がSun Asterisk〈4053〉で-67円（-6.22％）の1,010円、3位がマーケットエンタープライズ〈3135〉で-54円（-6.14％）の825円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは71銘柄、年初来安値を更新したのは11銘柄でした。