【全文】中日・立浪監督「ずっと同じような形で負けている試合が…」退任表明に至った胸中明かす
◇セ・リーグ 中日3ー8阪神(2024年9月18日 バンテリンD) 中日・立浪和義監督が18日の阪神戦に敗れた試合後、今季限りでの退任を表明した。9試合を残しての「白旗」。2年連続最下位で迎えた勝負の3年目も、この日最下位に転落するなど、苦戦が続いている。再建の切り札と期待されながら、志半ばでチームを去る「ミスター・ドラゴンズ」が胸中を明かした。 【画像あり】 中日・立浪監督 「突然の」辞任表明にも、ファンは冷静!?「監督としては期待外れ」「フロントの責任も」 (自ら切り出す形で)「今、このタイミングでどうかなと思うんですけど、やっぱりこの3年目、今年が勝負で結果を出さないといけないところで、結果を出せなかったんで。自分自身責任を取って、今年限りで。最後までもちろんやらせてもらいますけど「当然、辞めさせていただきます」ということは球団と話をしました。今日このタイミングで発表もどうかなと思うんですけど、最後までもちろん全力でやるということです。けじめはつけます。 ――決断したのはいつ。 「決断というか、オールスター明けで何とかまだ借金8の段階で、もちろん諦めずまだまだチャンスはあると思ってここまでやってきたんですけども、やっぱりずっと同じような形で負けている試合が多いので。やっぱり今年、3年目。自分自身就任した時に勝負をかけるというところで、結果が全ての世界ですから。監督が責任を取るのは当然だと思います」 )続けて)「もちろん今年、これだけたくさんビジターでもホームでも応援してもらっている中で、やっぱり結果が出ず、本当に申し訳ない気持ちと悔しい気持ちはありますけど。ファンの方も今日でも凄く応援してもらっているんで、“気合を入れろ、気合を入れろ”とね。言われると非常に心が痛いといいましょうかね。もちろん選手も一生懸命やっている結果で、まだまだこれから伸びしろのある選手であったり、まだ力を付けていない選手も出ていると思います。ただ、最後までしっかり任務は果たして、一つでも勝てるようにやっていきたいと思います。