【SGグランドチャンピオン事前情報】23年のSG戦線をリードした茅原悠紀 復活・毒島誠は今年のSG連続優出中/ボートレース尼崎
ダービー復活Vで“やっぱり峰竜太 ここ一番の勝負強さは石野貴之
ドリーム漏れしたが、峰竜太の存在は欠かせないだろう。SG戦線に復帰した昨年のダービーで即優勝。チャレンジカップ、そしてグランプリで準優勝と、ブランクを感じさせないどころか、よりたくましくなって帰ってきた。オールスターで愛弟子の定松勇樹がSG初優勝、グランプリ出場を早々に当確させたことに、かなりモチベーションも上がっていることだろう。「師弟でグランプリ」を実現させるべく、次は峰がタイトル奪還を狙う。 昨年のグランプリ覇者・石野貴之はドリーム入りこそ逃したが、ツボにハマった時は無類の強さを発揮。昨年大会も超抜仕立ての機力を武器に準優勝。水面実績は決して豊富ではないが、勝負どころを熟知しているだけに、高い集中力で上位戦線に食い込んで切る。 また、グラチャン初出場は定松をはじめ、吉田裕平、宮之原輝紀、新開航の4人。吉田は昨年のダービー、宮之原は3月クラシックでSG初優出。数少ないチャンスをモノにして出場に漕ぎつけた。エンジン次第の面はあるが、ダークホースとして警戒したい。 新開航は22年のグランプリシリーズでSGデビューしたばかりだが、昨年はSG4大会に出場し、ダービーで準優入り。同世代の旗手的な存在になった。あとはSGで実績を積むだけ。同期の宮之原の活躍にも触発されている。
マクール