写真：Motor-Fan

メルセデス・ベンツ日本は2024年4月11日、マイナーチェンジを受けたメルセデス・ベンツEQAを発売した。販売されるのは“EQA 250＋”の1グレードで、税込車両価格は771万円。

フロントグリルにスターパターンを採用し、最新メルセデスEVをアピール

EQAは全長4465×全幅1835×全高1610 mm(※)という取り回しやすいボディサイズ、SUVとしての使い勝手の良さを美点とするBEV。 ※AMGラインパッケージ装着車は全長4465×全幅1850×全高1625mm このたび発売されたマイナーチェンジ版には、リチウムイオンバッテリーを従来の66.5kWhから70.5kWhの高電圧タイプに変更。これにより、一充電航続距離(WLTCモード)は従来の410kmから591kmに伸長した。 一方で、前輪を駆動するモーターのスペックが向上。190psの最高出力は変わらないが、最大トルクは370Nmから385Nmに。これに伴い、グレード名が従来の“250”から“250＋”へと変更されている。 エクステリアではフロントグリルやフロントバンパー、リヤコンビネーションランプ(内部のみ)のデザインを変更。フロントグリルはメルセデス・ベンツEVの最新デザインを踏襲し、スターパターンが採用された。オプションのAMGラインパッケージ(税込55万円)を装着した場合は、ホイールアーチがブラックからボディ同色となり、都会的なイメージが強くなっている。 ボディカラーは、新色のハイテックシルバー、スペクトラルブルー、パタゴニアレッドを追加した全7色が設定された。 インテリアでは新世代のステアリングホイールを採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や、ドライビングアシスタンスパッケージの設定を手元で完結できる機能性も有している。アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上している。また、夜間走行時に無数のスリーポインテッドスターを助手席前部のインテリアトリムに浮かび上がらせるスターパターンインテリアトリム(バックライト付)を採用。センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになった。 オプションのAMGレザーエクスクルーシブパッケージ(税込19万円)ではさらに、ステアリングホイールヒーターが追加されている。 ●メルセデス・ベンツ公式サイト「EQA」