アラウンド50歳だからこそ、派手なオシャレが似合う!その理由|STORY
派手服は、アネフォー(50歳前後)だからこそ着こなせる! STORYのアネフォースタイリスト石毛さんとライター小仲が対談しました。
「地味」に見えた瞬間こそチャンス!
<右>スタイリスト・石毛のりえさん本誌表紙のスタイリングも手掛けるアネフォースタイリスト。シンプルながら華やかでラグジュアリー、かつモードな大人の魅力を演出するコーデが好評。私服コーデも大人気。 <左>STORYライター 小仲 / <右>スタイリスト・石毛のりえさん 小仲 最近、シンプルが地味に感じたり、盛ると顔がついていかなかったり。何だかしっくりこないんです。 石毛さん 体型も肌も変わって、シンプルが野暮ったく感じる時、ありますよね。 小仲 40代前半まではそこまで気にならなかったんですが…。 石毛さん でも、その気づきってオシャレが進化するタイミングだと思うんです。 小仲 老化ではなく進化ですね! 石毛さん アネフォーは服にどこかパンチがあるアイテムを持ってくると印象に残るし映えるのかも。 小仲 くすんだ顔でも映えたい(笑)。 石毛さん 顔周りに女性らしいアイテムを持ってくるのがおすすめですよ。 小仲 でもフリルとかレースだとちょっと甘さがイタく感じて…。 石毛さん シアーは優秀です。肌を直接出さずに抜け感ができるし、透けで陰影ができてすっきり見える。 小仲 なるほど! ということは思い切り透けていた方が効果的ですね。 石毛さん いろいろなところをカモフラしつつ、プラスで艶っぽさも出せます。 小仲 カモフラ、ありがたい。隠そうとすればするほど、覆いすぎて野暮ったくもなり、結果的にスタイルも悪く見えてしまって…。 石毛さん 構築的なフォルムなら丸みを帯びた体にメリハリが出ますよ。 小仲 確かに。シルエットがモードだからオシャレ上級者っぽいし。 石毛さん 突き抜けたデザインは流行にも左右されにくいですよね。 小仲 流行と言えば、特徴的な素材のスカートって旬ですよね。チュールとかキラキラとか。でも特別感が出てしまって、「今日、何かあるの?」って聞かれるのは、照れくさい。 石毛さん 華やかさを抑えて主役をひとつにすると日常にも馴染みます。 小仲 いろいろな素材がある中でアネフォー世代におすすめってありますか? 石毛さん 毛足の長いフェザーはシャープな印象になるのと、高見えする。“高見え”ってアネフォーのキーポイントで小物にも共通します。 小仲 年齢的にも品格は必須! 石毛さん 意外と小物って目につくので、適当にせず、気を抜かないようにしたいポイントです。 小仲 着こなしに関しては? 石毛さん 反対のテイストを合わせると気張ってないオシャレになります。 小仲 なるほど。全身スポーティだと映えないし、全身ドレッシーだとパーティ感が出てしまいますよね。 石毛さん どこにカジュアルを入れてどこで高見えさせるかを意識して派手を味方にするといいと思います。 小仲 アネフォー的ルールを知れば、集まりが多くなる季節も気後れせずオシャレが楽しめそうです!