浦和MF渡辺凌磨 「何よりチームを勝たせたいという思いが…」 決勝弾で6試合ぶり勝利導いた
◇明治安田J1リーグ第20節 浦和1―0名古屋(2024年6月26日 豊田スタジアム) 各地で行われ、浦和は敵地で名古屋と対戦し1―0で勝利した。 MF渡辺凌磨が決勝弾で導いた。前半7分、MFオラ・ソルバッケンがパスを出し、こぼれ球に反応。右足でゴールを決めた。普段は左サイドバックとして存在感を示しているが、前半はトップ下で躍動。「ファーサイドで上手く詰められて、良いボール上がってきたので力も抜けていた。何よりチームを勝たせたいという思いが数試合ものすごく強かったので良かったと思う」と今季3得点目を挙げ、5月の磐田戦以来の先制となった。 チームは6試合ぶりの勝利。「苦しかったが、仲間と一緒にこの一勝を積み上げられる喜びを改めて感じた。後半戦一発目で勝てたのがチームとして兆しが見える一勝なんじゃないかなと思う」とかみしめた。 ソルバッケンや今季初スタメンのFWブライアン・リンセンとの連携もばっちり。「彼らの武器とか持っているものを、この半年間である程度、自分の中で理解できたつもり。もっともっと上げて行けたらなと思う」と自信を示した。 攻撃については「もっともっとチームとして攻撃的に0で終わることはいいけど、2点3点取れるようにしていけたらと思う」。上位浮上に向け、「負けないようにやっていくことだけかなと思う。そのために尽力したい」と意気込んだ。