智辯和歌山の高嶋名誉監督、再び 三重・大台町教委が22日招き講演
甲子園で68勝 「また話を聞きたい」の声相次ぎ
甲子園の高校野球で春夏通算68勝の歴代2位の記録を持つ私立智辯(ちべん)学園和歌山高校野球部の高嶋仁名誉監督が22日午後6時から、三重県多気郡大台町栃原のグリーンプラザで「夢かなうまで挑戦」と題して講演する。町教育委員会主催。聴講無料。定員は約250人で、事前申し込みは不要。 高嶋名誉監督は1972(昭和47)年に奈良県の同智辯学園高校の監督、80(同55)年からは智辯和歌山の監督に就任した。2018(平成30)年に引退。監督として甲子園通算勝利数68勝は歴代2位、103試合出場は歴代最多を誇る。 1月にも江馬の町林業総合センターで、同じテーマで講演を行ったが、県内外から約200人が訪れた。選手への指導法、野球についての考え方などを語ったところ、講演後も「もう一度聞きたい」「またしてほしい」などの声が相次いで寄せられたため、茂原の県立昴学園高校野球部の東拓司監督を通じて再び依頼したところ、承諾してくれたという。 今回も同じテーマでの講演となるが、何を語るかは当日になるまで分からない。 町教委の担当者は「余裕を見て広い会場を選んだ。多くの人に訪れてほしい」と話した。 問い合わせは町教委生涯学習課TEL 0598(82)3791 へ。