ドラマ化でも話題の『妻、小学生になる。』2024年内アニメ化へ 亡き妻が小学生になって現れる、家族再生物語
作家陣によるコメント
村田椰融コメント ーーアニメ化を聞いた時のお気持ち ドラマ化に加え、アニメ化もされると聞いて驚きました。とても嬉しかったです。夢のひとつでもあったので、夢を叶えられたと思いました。作品を選んでくれたプロデューサーさん、担当さん、読者さんに強く感謝しました。 ーーアニメに期待している事 漫画の絵が動くことが単純に嬉しいです。声優さんがどんなふうにキャラクターを演じるか、またOPやED、劇中のBGMなど、音楽と合わさった世界観もどうなるか気になります。 アニメならではの演出、補填されたシーンなども、いち視聴者として楽しみたいです。 ーーファンに向けて一言 一度アフレコの現場を見学させていただきましたが、この作品の制作に関わるすべてのスタッフさんが、このアニメをいいものに仕上げたいという熱意を持って向き合っているよう感じられました。漫画やドラマのファンの人にも満足していただけるような出来になっていると思います! 阿部記之監督コメント ーー原作を読んでの感想 話の導入こそ、コメディー風の転生ものですが、愛する人との永遠の別れと、残された者の生きざまを真正面から描いた作品。 私は初め、フィクションにありがちな '特別な魔法の力' によって、幸せを手にできるエンディングを想像していたので、打ちのめされました。 ーーアニメ化に際して特に注力している事 原作が時間をかけて丁寧に表現しているたくさんの感情を 残念ながら全部を描くことはできなかったので、これをどうまとめていくか? 原作の先生からも意見を伺いつつ、より一層家族中心に描いております。 ーーファンに向けて一言 特別な魔法の力がなくても愛する者のために、主人公が最後はポジティブに力強く行動します。アニメ的な都合のいいエンディングではないですが、圭介と貴恵は、リアルなヒーローとヒロインに見えてきます。ご期待ください。 ©️村田 椰融/芳文社・妻小プロジェクト
オタク総研編集部