富士登山 静岡県でも事前登録の受付開始 山梨県側の通行料徴収や人数制限で登山者流入懸念
静岡と山梨の違いは?
2024年の富士登山をめぐる山梨県側と静岡県側の対応の違いをまとめました。 まず時間の規制ですが、山梨側は午後4時から午前3時まで山小屋の予約がないと通行できません。静岡側は午後4時以降山小屋の予約がない人にはスタッフが登山自粛を呼びかけます。 また、人数の規制は山梨側が1日上限4000人ですが静岡側はありません。 通行料も山梨側は2000円なのに対し静岡側はありません。静岡県側は登山口が国有地で、さらに登山道へ入る道が多く、通行料を公平に徴収するのが難しいためです。 ただ、両県ともに事前に登山計画を登録するシステムがあり、山梨側は通行料の支払いもできます。 一方、静岡側はルールを学ぶ動画を視聴しないと登録できない仕組みとなっています。 いずれにしても山梨側の規制が厳しく、静岡側の登山者の増加が心配されています。
テレビ静岡