渡辺翔太“田邑”が北香那“由美子”のために怒る姿で涙腺崩壊<先生さようなら>
渡辺翔太主演のドラマ「先生さようなら」(毎週月曜夜0:59-1:29、日本テレビほか/TVer・Huluにて配信)の第5話が2月19日に放送。第5話では、由美子(北香那)のために怒りをあらわにする田邑(渡辺)の姿が描かれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】田邑(渡辺翔太)は過去を生徒らに知られてしまう ■明るくも切ない学園ラブストーリー 本作は、渡辺演じる主人公・田邑拓郎の、高校生時代に恋に落ちた国語教師・内藤由美子との過去、高校の教師になった田邑に恋心を抱く生徒・城嶋弥生(林芽亜里)の現在を描く。それぞれの恋が重なり合う、明るくも切ない学園ラブストーリー。 ■田邑の過去に生徒は騒然…第5話を振り返る 高校生の田邑拓郎は、担任教師の由美子と学校でキスをしようとしたところを同級生の小林真奈(駒井蓮)に見られてしまう。そのことが学校で問題となり、田邑の高校生活は一変する。 一方、教師の田邑は生徒の弥生のことが気になり始めていた。そんなある日、物理教師の稲毛哲也(片桐仁)は生徒らに田邑の過去を話してしまう。田邑が高校時代の担任教師と結婚していたと知った生徒らは大騒ぎする。 ■幸せの絶頂から絶望へ… 田邑は、由美子への思いが止められなかった。学校だということも忘れてキスをしようとしてしまう。高校生の田邑が、世界には自分らだけなのではないかと錯覚してしまってもおかしくなかった。 そんな空気に少し流されながらも、由美子は教師として、田邑を諭す。しかし、時すでに遅く、田邑の同級生であり、田邑へ好意を抱いている真奈に見られてしまっていた。 次の日、田邑が学校へ行くと、教室に登場したのは、高校の校長・滝川(稲沢朋子)だった。ざわつく生徒らに、滝川は由美子が一身上の都合で学校を辞めたことを報告する。驚いた田邑は由美子に数件のメッセージを送るも、そのどれにも返信はなかった。 田邑は真実を知りたいと考え、教室を出た滝川の後を追う。滝川は、田邑に向かって「あなたが田邑さん?」と聞き、心配しないで教室に戻ることを指示するのだった。焦る田邑をあざ笑うかのように、携帯電話からは無機質な声だけが聞こえていた。 ■田邑に突き付けられたつらい現実 田邑は由美子と過ごした国語準備室に足を運ぶ。すると、そこへ生徒指導教師・田沢(古本新乃輔)がやって来る。田沢は、田邑におまえも災難だったなと声を掛け、教師としての由美子を下げるような発言をする。 そんな田沢に田邑はどういう意味かと問う。すると、田沢は由美子が責任を学校を辞めたことを明かす。田邑は由美子が悪くない、自分が全て悪いと訴える。しかし、田沢はこれは大人の問題だと話し、生徒と教師では立場が違うと田邑に突き付けるのであった。 由美子と二度と会うことができないと知った田邑は、静かにその現実をかみ締めている様子だった。そんな田邑に、さらにつらいことが起こることになる。 ■空気を読まない真奈に田邑が怒る 生徒らが「あの人だよ」「チャラそう」と田邑のことを勝手にうわさするが、田邑は言い返すこともなくただ通りすぎる。うわさだけでも、ひどいと感じるが、教室ではさらに地獄が待っていた。 席についた田邑に児玉(須賀健太)が駆け寄る前に、田邑と由美子のことを田沢に告げた真奈が笑顔で近づいてくる。真奈は悪びれた様子もなく、田邑に自分がチクったと話し出す。何の反応も示さない田邑に、真奈は田邑が好きだから由美子とキスをしていることや田邑が由美子に引かれていることがつらかったと打ち明ける。 田邑は怒りを抑えるように静かにしているようだったが、それでもまだ空気を読まない真奈。そんな真奈に田邑は自分が由美子を好きだったと話し、言いふらしていいと告げ、もう二度と真奈を見ることはなかった。 由美子の何を知っているんだと怒る田邑の姿に涙があふれる。その一方で、いつもは誰に対しても優しく、他人を優先していた田邑が、由美子のために真奈に対してはっきりと告げる田邑の様子にスカッとした気分になった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部