エクアドル代表がベッカセセ氏を新監督に招へい、サンパオリ監督の下で長らくACを務めコパ・アメリカ優勝など経験
エクアドルサッカー連盟(FEF)は1日、エクアドル代表の新監督にアルゼンチン人指揮官のセバスティアン・ベッカセセ氏(43)が就任することを発表した。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック ベッカセセ監督は2030年までの契約にサインする予定とのことだ。 ベッカセセ氏は、ホルヘ・サンパオリ氏の下で長らくアシスタントコーチを務め、2004年1月にペルーのコロネル・ボロニェージでアシスタントコーチに就任。その後、スポルティング・クリスタル(ペルー)、オヒギンス(チリ)、エメレク(エクアドル)、ウニベルシダ・デ・チレ(チリ)、チリ代表と右腕として支えてきた。2015年にはチリ代表でコパ・アメリカ優勝を経験。2014年のブラジル・ワールドカップも経験している。 2016年1月にはウニベルシダ・デ・チレで初の監督に就任。その後、デフェンサ・イ・セントラル(アルゼンチン)で監督を務めると、2017年6月には再びサンパオリ氏の右腕となり、アルゼンチン代表でアシスタントコーチに就任。2017年7月からはU-20アルゼンチン代表の監督も務めた。2018年のロシア・ワールドカップではアルゼンチンのスタッフとして参加した。 その後、サンパオリ氏の退任とともにアルゼンチン代表を去ると、デフェンサ、インデペンディエンテ(アルゼンチン)、ラシン・クラブ(アルゼンチン)、デフェンサと監督を歴任。2023年3月からはエルチェで指揮を執っていたが、2023-24シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で結果を残せず退任していた。 アシスタントコーチ時代に多くを学び、戦術に長けたスタイルと革新的なアプローチが特徴。南米での多くの経験をもとに、若い選手の育成にも定評があり、エクアドルにとっては将来に希望が持てる人選だと注目されている。 エクアドルはかつてカタール代表を率いてアジア王者にもなったフェリックス・サンチェス監督の下でコパ・アメリカ2024に出場。準々決勝ではのちに王者となるアルゼンチン相手に1-1と善戦したがPK戦で敗退。その後解任されていた。
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