福島第一原発 通算10回目の処理水の海洋放出完了(福島)
福島放送
福島第一原発で、10月17日から行われていた、通算10回目となる処理水の放出が完了しました。 東京電力は2024年度、合わせて約5万4600tの処理水を、7回に分けて海に流す計画です。 東京電力によりますと、2024年度6回目、通算で10回目となる処理水の放出が11月4日午後0時半すぎに完了しました。 10月17日から行なわれた放出作業では、約7800tの処理水が海に流されましたが、これまでに原発周辺の海水に含まれるトリチウム濃度の検査で、基準を超える値は確認されていません。 11月中旬から、処理水を放出する設備の点検を行うため、次回の放出は2025年の2月以降となる見通しです。