広島カープのデニムパンツ共同開発 青山商事とカイハラ、マツオカコーポレーション
紳士服大手の青山商事(広島県福山市王子町)は、プロ野球・広島東洋カープとコラボしたデニムパンツを発売した。デニム生地製造のカイハラ(同市新市町常)、縫製業のマツオカコーポレーション(同市宝町)との共同開発。限定500着で、広島県などの「洋服の青山」店舗で扱っている。 パッチとタグにカープのロゴを入れ、リベット(びょう)とボタンにオリジナル刻印を施した。前ポケットの裏地に「C」のマークが入ったメッシュ素材を用い、夏場でも着用しやすいよう通気性を高めた。ストレッチ性の高い生地で、応援歌に合わせて立ったり座ったりを繰り返す名物の「スクワット応援」もしやすいという。 生地は、カイハラが紡績から染色、織布、仕上げ加工まで一貫生産。縫製やはき古した風合いを出す加工はマツオカコーポレーションが手がけた。 4サイズあり、価格は1万3090円。「洋服の青山」福山本店(同市王子町)などで販売しており、在庫のある店舗はオンラインストアから確認できる。 青山商事は「地元企業でタッグを組み、カープを応援できたら面白いとファンの社員が企画した。はいて観戦を楽しんでほしい」とする。