「手書きの文字は大切にしていきたい」 年賀状の受け付け始まる 元日配達は25日までに投函を【長野】
テレビ信州
15日から年賀状の受け付けが全国一斉に始まりました。 16日朝、松本市の郵便局では、地元の高校出身の書家が書道を通じて手書きの大切さを伝えました。 松本市の松本郵便局では、松本蟻ケ崎高校書道部OGで東筑摩郡山形村に住む書家の上條淳香さんが、自身や書道部のメンバーが書いた年賀状を投函しました。 上條さんは、来年への思いを込めて、書道を披露しました。 力強く書いたのは「萬祥」。「多くの幸せが訪れるように」という願いを込めました。 上條淳香(遥香)さん 「手書きで書くことによってその人の思いも伝わると思うので、手書きの文字は大切にしていきたい」 県内で今年の元日に配達された年賀状は約1264万通で、前の年より1割ほど減少しました。また、63円だったはがきも10月から85円となり、値上げ後、初めての年賀はがきとなります。 日本郵便では、元日に配達できるよう25日までの投函を呼び掛けています。