スペック最強は誰だ!? 日本代表、能力値ランキング12位。安定感売りのベテラン! ハイラインとの相性は×
北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
12位:谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 生年月日:1991年7月15日 市場価値:150万ユーロ(約2.1億円) 23/24リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:27試合1得点1アシスト 着実に世代交代が進む中で32歳の谷口彰悟は日本代表に継続的に招集されている。AFCアジアカップ2023でもベトナム代表との開幕戦で先発出場を飾るなど、森保一監督もその豊富な経験を高く評価していると考えられる。 谷口の能力値で最高の数値を叩き出したのが「守備」である。目に見える派手さこそないが、長らく川崎フロンターレで主力を務めた経験を基にした読みの鋭いディフェンスで事前にピンチの芽を摘む。特にカバーリングの精度には定評があり、判断を間違えることも稀なため抜群の安定感を誇っている。 身長は183cmと決して大柄ではないが空中戦に強く「フィジカル」も「80.2」と高い数値を叩きだした。その一方でスピードは並みなため日本代表のハイライン戦術にフィットしていると言われると、そこは難しいかもしれない。この弱点が露呈したのがイラク代表とのAFCアジアカップ2023であり、前半のみで交代に。代わって入った冨安健洋がリーダーシップを含めて抜群の存在感を示したことから、ポジション争いでは一歩後退してしまった。
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