【風邪予防】エアコンだけだと喉が乾燥するので、「加湿器」を買おうと思います。1ヶ月の電気代はどれだけ増えるでしょうか?
エアコンをつけていると喉が乾燥しやすい人には、加湿器の購入をおすすめします。加湿器は室内の乾燥を防いでくれるだけでなく、風邪や感染症予防にも効果が期待できます。そんな加湿器ですが、電気代が心配で購入をためらっている人もいるでしょう。そこで今回は、加湿器を使用すると1ヶ月の電気代はどのくらい増えるのかを解説します。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
加湿器は大きく分けて4タイプ
加湿器には複数のタイプがあり、使用するタイプによって電気代が異なります。加湿器のタイプは、大きく分けて「気化式」「超音波式」「スチーム式」「ハイブリッド式」の4種類です。 気化式加湿器は水を含んだフィルターに風を当てて加湿するタイプで、4種類の中で最も電気代が安くなっています。 超音波式加湿器は、超音波で水を振動させてスチームを霧状に発生させるタイプで、気化式加湿器に次いで電気代が安く済みます。 スチーム式加湿器はヒーターで水を加熱し、発生した水蒸気をファンで送るタイプです。ヒーターで水を加熱する必要があるため、4種類の中では最も電気代がかかります。 ハイブリッド式加湿器は気化式とスチーム式の機能を組み合わせた加湿器で、スチーム式加湿器に次いで電気代が高くなります。
気化式加湿器を1ヶ月間使用した場合の電気代
紹介したように加湿器はタイプごとに電気代が異なります。まずは、最も電気代が安い「気化式加湿器」を1ヶ月間使用した際の電気代を計算します。Panasonic「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KFW07」の消費電力は、中モードで6Wです。1時間あたりの電気代は、0.006kW×1時間×31円/kWh=約0.19円となります。 電気料金の目安単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会の公式サイトに記載されている31円/kWh(税込み)を採用しました。 1日8時間使用した場合の電気代は約0.19円×8時間=約1.52円、1ヶ月を30日間とすると1ヶ月間の電気代は約1.52円×30日=約45.6円です。気化式加湿器を1日8時間程度使用しても、1ヶ月間に50円以下の電気代で済むことが分かりました。喉の乾燥防止や感染症予防ができることを考えると、加湿器を導入するメリットは大きいでしょう。