職業選ぶ参考に生の声 熊本市で県内高校生と現職公務員の交流会
熊本県内の高校生と現職公務員の交流会が22日、熊本市中央区のホテル熊本テルサであり、進路選択を控えた21校の2年生約300人が、第一線で働く公務員の生の声に耳を傾けた。 将来の職業選択の参考にしてもらおうと、県雇用環境整備協会が2011年から開いている。県や消防、自衛隊、国税局など7団体の約30人が仕事内容や研修制度をアピールした。 職種ごとの座談会で、高校生は「高卒採用と大卒での違いは」「休みの日の過ごし方は」などと質問。公務員は「高卒は現場で長く経験が積める」「連休や長期休暇も取れるので、キャンプや釣りに行っている」と答えていた。 熊本市消防局の話を聞いた熊本商業高の生徒は「初めて現場に出動したときの話が印象的だった。消防士になりたい気持ちが強くなった」と話した。(丸山伸太郎)