CIA長官、13日にカイロ訪問 人質解放へ協議、米サイト報道
【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは9日、CIAのバーンズ長官がエジプト・カイロを13日に訪問する見通しだと報じた。ガザでハマスが拘束する人質の解放に向けてエジプト側と協議する。ガザの戦闘休止と人質解放の交渉はイスラエルとハマスの意見対立で難航しており、改めて交渉進展を図る。 米イスラエル両国の当局者が明らかにした。バーンズ氏はハマスとの仲介役を務めるエジプトとカタールに働きかけを強める。 バイデン大統領は8日、イスラエルのガザでの行動は「やり過ぎだ」と苦言を呈し、従来より強い表現で民間人被害の抑制を求めた。バーンズ氏はこうした米国の立場も関係者に伝えるとみられる。