「紫金山・アトラス彗星」20日ごろまで楽しめる…変わる高さや方角は カメラマン気象予報士が解説
南日本放送
紫金山・アトラス彗星の写真が続々とスクープ投稿に届いていますので、お伝えしましょう。 【写真を見る】「紫金山・アトラス彗星」20日ごろまで楽しめる…変わる高さや方角は カメラマン気象予報士が解説 まずこちらは鹿児島市で、西健一郎さんの撮影です。ベテランのカメラマンで、長く伸びた尾が見事に撮影されていますね。 こちらは南さつま市の宇都文昭さん。金峰山の展望台から撮影されたもので、遠くにとんがり山の野間岳が写っています。 そして出水市からは、TOSHIHIROさん。彗星の最も明るい先端部分を明るく撮影できたんですね。 さらに奄美大島の瀬戸内町からは、川崎聖一郎さんの写真です。向こうに見えるのは加計呂麻島のシルエットです。手前は大島海峡です。撮影できて感無量ということでした。きれいですね。 私も鹿屋市の輝北天球館から狙ってみました。ちょうど彗星が桜島の火口に吸い込まれていくような、そんな写真が撮れました。 16日、国立天文台に聞きましたところ、もう二度と戻ってこない、一期一会の彗星だろうということです。 では、いつまで楽しめるのか。 まず見え方ですが、日没後の西の空です。明るい金星を目印に、その右上に彗星があります。日がたつにつれて、どんどん高くなって、見やすくはなりますが、20日(日)を過ぎると、次第に暗くなってきて、肉眼での観察は厳しくなりそうです。 MBC気象予報士 亀田晃一
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