ダゲスタン襲撃の背後に「ウクライナと西側諸国」とロシア主張も、イスラム過激派とのつながりは BBCロシア編集長が報告
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ロシア・北コーカサス地方のダゲスタン共和国で23日、ロシア正教の教会やユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)が武装集団に襲撃された。警官15人と正教会の司祭1人を含む20人が死亡し、数十人が負傷した。 ダゲスタン共和国は、その人口の大部分をイスラム教徒が占める。 組織的なものとみられるこの攻撃は、正教会の聖霊降臨祭の日に起きた。ダゲスタン共和国のマハチカラ市とデルベント市の礼拝所が標的にされた。 ロシア大統領府はこれまでのところコメントを出していないが、地元当局はウクライナや西側諸国の関与を疑う発言をしている。 国内のイスラム主義勢力の脅威を公に認めようとしないその姿勢は、今に始まったことではないと、スティーヴ・ローゼンバーグBBCロシア編集長が報告する。
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