クラシコに5失点大敗でチュアメニのCB起用に疑問も レアルは21歳のDFラウール・アセンシオをもっと信用すべきか
アンチェロッティの起用法に厳しい声も
12日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャの決勝でバルセロナに2-5で敗れたレアル・マドリード。クラシコで5失点は屈辱だが、レアルは10月に行われたクラシコも0-4で落としている。2試合続けての大崩壊はショックが大きすぎる。 スペイン『MARCA』のアンケートでは、実に59%のサポーターが指揮官カルロ・アンチェロッティのプランが機能していなかったと采配部分を問題に挙げている。 気になるポイントの1つは、最終ラインの人選だ。現在のレアルはセンターバックに負傷者が出ているため、アンチェロッティはオーレリアン・チュアメニをセンターバックへ回している。チュアメニは守備的MFを本職としてきたが、アンチェロッティはセンターバックとしてのチュアメニに信頼を置いている。 しかし、チームには21歳と若いDFラウール・アセンシオも控えている。今回のスーペルコパでは途中出場していたが、サポーターの中にはチュアメニよりアセンシオを信頼してほしいと考える人も多いのではないか。 スペイン『Tribuna』は、チュアメニよりもアセンシオ出場時の方が守備は機能していると主張する。それぞれ出場時間に差はあるものの、チュアメニ出場時のレアルは62分に1失点のペースで失点している。アセンシオ出場時は123分に1失点のペースとなっていて、アントニオ・リュディガーの相棒にはアセンシオを起用した方が良いかもしれない。 ハンジ・フリック率いるバルセロナはシーズン当初より若手に信頼を置いていて、それが良い方向で機能している。アンチェロッティも21歳と若いアセンシオのプレイタイムをもっと増やすべきなのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部