茨城・守谷市長選 17日投票 現新3氏、支持訴え
茨城県守谷市長選は17日、投開票される。新人で前市議の渡辺秀一氏(52)、新人で前市議の梶岡香織氏(42)、3選を目指す現職の松丸修久氏(70)=公明推薦=の3人がいずれも無所属で立候補し、今後のまちづくりなどを巡り、論戦を展開している。 渡辺氏は同じ会派だった市議3人の支援を得て、守谷駅中心の循環バス整備や子育て支援充実を強調。市による旧結婚式場と商業用地の購入を批判し、税金の使い道の見直しを訴える。 梶岡氏は「完全無所属の市民党」として、市民参加型まちづくりを強調。給食費と子ども医療費無償化を主張し、市民のニーズを把握する調査の実施や市事業の評価制度強化を掲げる。 松丸氏は自民党守谷支部、同党第3選挙区支部の推薦を得た。2期の実績をアピール。つくばエクスプレス(TX)を東京駅に延伸させた上での「守谷発羽田空港行き」構想を挙げる。 市議補選(欠員2)も同日投開票され、いずれも新人で共産1人、無所属3人の計4人が立候補している。 投票は17日午前7時から午後8時まで市内21カ所で行われ、同9時から百合ケ丘の市立黒内小学校体育館で開票される。大勢判明は午後11時ごろの見通し。有権者は5万7281人(9日現在)。 ■守谷市長選立候補者(届け出順) 渡辺秀一(わたなべひでかず) 52 無新 【略歴】ブリッヂ代表取締役、渡辺商店代表取締役[元]市議当選4回、守谷ライオンズクラブ会長。明治大専門職大学院修了。本町 ■梶岡香織(かじおかかおり) 42 無新 【略歴】JOBHOPE執行役員[元]市議当選1回、常陽銀行支店長代理。東京女子大卒。松並青葉 ■松丸修久(まつまるのぶひさ) 70 無現(2) 【略歴】市長、県市長会副会長[元]市議当選5回(旧守谷町議含む)、市議会議長、衆院議員秘書。同志社大卒。野木崎 [公] 年齢は投票日現在。()内数字は当選回数。略歴は、現職、元経歴、学歴、現住所。末尾の[]内は推薦・支持政党 ■守谷市議補選立候補者(欠員2、届け出順) 沖本佳人 70 会社役員 共新 上床真澄 64 塾経営兼講師 無新 永盛いずみ 48 主婦 無新 実好敏正 41 自営業 無新
茨城新聞社