「地球の歩き方」×「月刊ムー」異色コラボの内容とは 京都・北野天満宮の「七不思議」など紹介
同様に滋賀にも謎めいた場所が点在していると分析。京都の鬼門(北東の方角)を守護しているとされる延暦寺(大津市)をはじめ、坂本城跡(同)や安土城跡(近江八幡市)など交通の要衝として戦国武将らが築いた城、近江王朝を巡る古代史ミステリーが残る琵琶湖などを取り上げた。 「ミステリースポットへの興味を入り口に、歴史的背景に興味を持ってもらえれば」と池内さん。制作に当たり、こだわったのは神秘的な場所の選定だけではないという。「廃虚や心霊スポットなどの紹介は控え、読者が安全に訪れ、無事に帰ってこられる場所を厳選しました」 400ページ、2420円(税込み)。全国の書店で購入可。 月刊ムー 「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジン」をキャッチコピーとするオカルト雑誌。1979年に学研が創刊し、グループ再編に伴い、現在はワン・パブリッシングが発行する。UFO(未確認飛行物体)や超常現象、心霊などを扱う。愛読者は「ムー民」と呼ばれる。