静岡で40.0℃と危険な暑さ 猛暑日地点は今年最多 熱中症に警戒 あす(月)も猛暑続く 関東などで40℃近い所も
きょう(日)は、関東から西を中心に強い日差しが照りつけて、午前中から気温が高くなっている。午後はさらに気温が上がり、午後1時20分までに、静岡で40.0℃を観測し、全国で今年一番の暑さとなった。西日本や東日本では35℃以上の地点が続出し、危険な暑さとなっている。日中の外出や運動は避けて、涼しい室内で過ごすなどの暑さ対策が必要だ。あす(月)も関東から西で猛暑が続き、関東の内陸を中心に40℃近くまで上がる所もある見込み。夜も気温が下がりにくいため、朝晩や室内でも熱中症に注意が必要だ。
静岡で今年一番の暑さ
太平洋高気圧が本州付近に張り出し、関東から西を中心に広い範囲で晴れて暑い空気に覆われている。午後1時半過ぎに、すでに35℃以上の猛暑日となっているのが200地点を超え、今年最多となっていて、午後1時18分には静岡で40.0℃を観測した。静岡で40℃まで上がるのは観測史上初めてで、記録的な暑さとなっている。また、静岡県内で40℃以上となるのは、2020年8月17日に浜松で41.1℃と、日本の歴代最高気温が観測されて以来、4年ぶりのこととなる。
各地で湿度も高く、身体にこたえる暑さが続いているため、外出は避け、室内でもこまめに水分をとり、冷房を使った涼しい場所で過ごすなど、熱中症に警戒が必要だ。
8日(月)も関東を中心に40℃に迫る暑さ
あす(月)も関東から西で35℃前後となり、東京では37℃、静岡で38℃と、東海や関東を中心に猛暑日となる所が多い見込み。前橋や熊谷、秩父(埼玉)で39℃など、あすも40℃に迫る暑さとなる所がありそうだ。朝にかけても気温が下がりにくいため、夜間の熱中症にも注意したい。