旧証券取引所で大規模火災 コペンハーゲンの象徴的建物
コペンハーゲン、デンマーク、4月17日 (AP) ― かつてデンマークの金融の中心だった400年近い歴史がある旧証券取引所ボルセンで4月16日朝、火災が発生し、コペンハーゲンの象徴だった尖塔が崩壊した。 国会議事堂のあるクリスチャンスボー宮殿に隣接する17世紀建設の建物は、高さ56メートルの尖塔が特徴的で、4匹のドラゴンの尾が絡み合った形をしていた。 旧証券取引所は市内で最も歴史の古い建物の1つで、改装工事が進められており、建物の周りには足場が組まれていた。 この火事で、隣接する国会議事堂別館からは職員が避難。現場周辺の道路は封鎖されており、当分この状態が続くとみられる。 火災の原因は調査中。 (日本語翻訳・編集 アフロ)