【履正社－星稜】六回裏星稜1死一塁、知田が三振の時、中田が二塁を狙うが、履正社の捕手・関本の好送球でタッチアウト（野手・弓埜）＝阪神甲子園球場で2020年8月15日、平川義之撮影

　2020年甲子園高校野球交流試合は第4日の15日、第1試合で履正社（大阪）が星稜（石川）を10―1で降した。両校の監督、主将の談話は以下の通り。 【写真特集】センバツ交流試合の全ホームラン 　◇履正社・岡田龍生監督 　本当に1年前を思い出すような、わくわく、どきどきしながら、緊張感ある試合ができ感謝している。甲子園で星稜と対戦できて、これほどうれしいことはない。選手たちは当たり前だったことが、当たり前じゃないと、「野球ができる楽しさ」を勉強したと思う。 　◇履正社・関本勇輔主将 　夢、憧れの場所でプレーできてうれしい気持ちでいっぱいだ。（10得点に）先発の荻原がコントロールよく、ローボールを続けていたので、このボールを切っていこうとチームで徹底していた。 　◇星稜・林和成監督 　もう少しわくわくするような、競ったゲームをしたかったが、選手が力を出し切ってくれた。まともに岩崎投手と勝負しても打ち崩すことは難しく、足を絡めていくぞと話をしていた。すべて（捕手の）関本選手のストライクでアウトにされたが、ウチらしい野球ができた。 　◇星稜・内山壮真主将 　負けてしまったが、「最後まで必勝」「自分たちのスイングをする」という星稜らしい野球を貫けたと思う。最後は1試合しかできなかったが、3年間の集大成として自分の力を発揮できた。