3季ぶりJ1⚽清水エスパルスが始動 秋葉監督「攻守にアクション」
3季ぶりにJ1を戦う清水は6日、今季の初練習を三保グラウンドで行った。冷たい雨が降る中、約1時間20分調整。就任3年目で初めてJ1で指揮をとる秋葉監督は「選手は希望ややる気に満ちあふれ、いいスタートを切れた。二度とJ2に落ちないように、攻守においてわれわれからアクションを起こす」と躍動を誓った。 新加入選手を含む29人がグラウンドに姿を見せ、見学に訪れたサポーターにあいさつをしてからトレーニングを始めた。期限付き移籍から復帰したFW斉藤は別メニュー調整。まだチームに合流していない新加入のFWアフメドフ、MF嶋本と、強化目的でベルギー2部チームの練習に参加しているMF小竹は欠席した。今季の契約が発表されていないFWカルリーニョスの姿はなかった。 ペースを決めたランニングなどコンディションを確かめながら軽めの練習をこなした。4対2のパス回しは選手やスタッフに笑顔も見え、終始和やかな雰囲気に包まれた。昨季チーム最多の12得点を挙げたFW北川は「自分たちがJ2にいる2年の間に、J1のリーグ、チーム、選手はかなりのスピードで成長している。この2年を無駄にしない1年にしたい」と意気込んだ。 昨季J2のベストイレブンに選ばれ、J1広島から完全移籍したDF住吉は「このチームでタイトルをとる喜びをもう一度ピッチの上で味わいたい」と決断の理由を語った。 チームは23日から2月1日まで鹿児島キャンプを行い、同16日に国立競技場で東京Vとの開幕戦を迎える。
静岡新聞社