インドで住民らが密集して倒れ116人以上が死亡、大半が女性…ヒンズー教祈りの集会で1万人集まる
【ニューデリー=浅野友美】インド北部ウッタル・プラデシュ州ハトラスで2日、宗教行事に参加した住民らが密集して倒れる事故があり、PTI通信などによると、少なくとも116人が死亡した。大半が女性で、子供も含まれるという。
事故はヒンズー教の祈りの集会の終了時に参加者が出口に殺到したことがきっかけで起きたという。地元紙ヒンズーによると、会場には約1万人がいたが、地元当局が行事の主催者に許可した人数を超過していた。近くの病院で多数のけが人が手当てを受けている。
州政府は調査委員会を設置し、詳しい原因を調べる方針だ。