本日決定! センバツ21世紀枠は「16人の全員野球」別海と、「99年ぶりの聖地へ」鶴丸が僅差でリード!
2024年の幕開けとともに、今春のセンバツの足音が聞こえ始めてきた。第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が、いよいよ今日26日に行われる。春の訪れを告げるセンバツ出場32校は果たしてどこなのか。出場校予想の最終回では21世紀枠を予想してみる。(★は有力、△はやや有利) 【一覧】21世紀枠推薦校リスト 昨年12月に各地区推薦校が決まった9校は以下の通り。この中から、21世紀枠2チームが選出される。 北海道 別海(道4強) 東北 仙台一(宮城=県3位) 関東・東京 水戸一(茨城=県4強) 北信越 富山北部(富山=県準優勝) 東海 帝京大可児(岐阜=県ベスト16)* 近畿 田辺(和歌山=県準優勝) 中国 岡山城東(岡山=県準優勝) 四国 大洲(愛媛=県8強) 九州 鶴丸(鹿児島=県4強) (*は私立) 優位とみているのは北海道の別海と、九州の鶴丸だ。 別海は、秋季全道大会で4強に進出した。逆転サヨナラ2ラン、タイブレークの勝利など、粘り強い戦いを演じた。別海町では町内の酪農家が飼育している乳牛は人口を超える。別海も部員わずか16人の「全員野球」で勝ち進んできた。選出されれば、春夏通じて初の甲子園出場となる。 鶴丸は県内はもちろん、全国でも屈指の進学校。文武両道を掲げ、今秋は鹿児島商、鹿児島実という名門校を次々と倒して鹿児島大会でベスト4入りを果たし、準決勝もサヨナラ負けという惜敗だった。21世紀枠での出場となれば、鹿児島一中時代の1925年の第2回センバツ大会以来、99年ぶりとなる。 対抗は、近畿の田辺と、東北の仙台一。田辺は和歌山大会で強豪の智辯和歌山を破り準優勝した。仙台一は地元屈指の進学校で、東北大会にも出場した。選出されれば、田辺は田辺中時代の1948年以来、76年ぶり。仙台一はセンバツ初出場となる。 21世紀枠出場校予想=★別海(北海道)★鶴丸(鹿児島) 春の吉報をつかむ32校は、今日26日に決定する。