不倫ドラマで半裸の濡れ場を演じたことも… 石田ゆり子「噂が絶えないミステリアスな私生活」
全日空のキャンペーンガールで芸能界デビュー
現在、ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)に出演中、4月からは『連続テレビ小説 虎に翼』(NHK)にも出演予定の石田ゆり子。年齢を経るごとに役の幅も広がり、押しも押されもせぬ女優としての地位を確かなものにしている。 【画像】奇跡…! すっぴんでもオーラ全開「癒しの素顔」… 石田は1969年10月3日、東京生まれ。父親の仕事の関係で大阪、川崎で育ち、中学3年間は台湾で過ごす。9歳から水泳に打ち込み、10歳のときにはジュニアオリンピックに平泳ぎで出場、8位入賞を果たすほどの実力の持ち主だ。 そんな彼女のデビューのきっかけは15歳、高校1年生のときに自由が丘でスカウトされたことだ。 そのときは「家に帰って母に言ったら、いきなり引っぱたかれて、名刺を破かれちゃった。街を歩いて声をかけられるのは私にスキがあるから、まして知らない人の名刺をもらってくるなんてどういうこと!」(LEE ’97年12月号)と、芸能界入りは認められなかったが、その3ヵ月後に今度は妹の石田ひかりが二子玉川で同じ人物にスカウトされたことで、母親も考えを改め、姉妹で芸能界入りすることとなった。 その後すぐ、’87年に全日空キャンペーンガールで芸能界デビュー、翌年にはドラマ『海の群星』(NHK)で女優デビューを果たす。「この作品で主演の緒形拳から『余計なことはするな』、『小芝居をするな』と頭をポンポンされながら教えられた言葉を、石田は今も宝物のように大切にしているという」(週刊文春 ’21年10月14日号)と、現在まで続く女優としての礎がデビュー作で築かれたことがうかがえる。 ◆不倫をテーマにしたドラマ『不機嫌な果実』では濡れ場を披露 それまで清純派のイメージが強かったが、’97年の不倫をテーマにしたドラマ『不機嫌な果実』(TBS系)では濡れ場を披露。’15年の映画『悼む人』でもきわどいシーンを演じるなど、硬軟織り交ぜた役柄で女優としての存在感を示していく。 着々とキャリアを重ねる石田がふたたび大きな脚光を浴びたのは’16年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で演じた、新垣結衣演じる主人公・みくりの伯母、土屋百合役だ。ここで石田は自身とも重なる48歳、独身のキャリアウーマンを演じ、女性の年齢観に対する「自分に呪いをかけないで」というセリフが大きな反響を呼んだ。 54歳となった現在も独身で、すっかり“おひとりさま”の星となり、女性からの支持も厚いが、結婚願望がまったく無かったわけではなく「私、若いお母さんになりたいんです。女として生まれたからには絶対に子供が欲しいですし」(an・an ’92年6月26日号)、「(10年後を聞かれて)ひとりの女としては、母であり妻であってほしい。」(週刊プレイボーイ ’96年11月12日号)と語るなど、結婚願望はむしろ強かったようだ。