JRT四国放送

春の高校バレー全国大会の徳島県予選決勝が11月2日に北島町で行われ、男女それぞれの徳島県代表校が決まりました。 男子決勝は2023年と同じ顔合わせ、連覇を目指す徳島科学技術と、2年ぶりの優勝を目指す城東が対戦しました。 試合は、第1セットから一進一退の攻防が続きますが、城東が多彩なコンビバレーでわずかにリードします。 接戦の末に第1セットを制した城東が、続く第2セットも取ります。 しかし、第3セットから徳島科学技術が反撃。 キャプテンの天羽選手を中心に得点を重ね3セットを連取し、セットカウント3対2と大逆転。 徳島科学技術が、2年連続4回目の全国出場を決めました。 （徳島科学技術高校 鎌田翔大選手（2年）） 「勝てて嬉しいし、3年生とバレーできる期間が延びたので、本当に嬉しい」 続く女子の決勝は、連覇を狙う城南と2024年の県総体を制した富岡東の対戦、こちらもフルセットにもつれこむ大接戦となりました。 序盤は富岡東がリードしますが、城南が5連続ポイントで逆転すると勢いに乗ります。 セットカウント2対2で迎えた最終セットを城南が制し、2年連続15回目の全国出場を決めました。 （城南高校 吉成麻依主将（3年）） 「この舞台でやっと成果を出せて嬉しいです。長年ベスト8が目標で、それが達成できてないので、絶対に目標を達成できるようにこれからも頑張りたい」 男子の徳島科学技術高校と女子の城南高校が出場する春高バレー全国大会は、2025年1月5日から東京体育館で行われます。