酒気帯び運転疑いで大栃中の男性教諭を9日に書類送検 追手前高校吾北分校職員も10日に書類送検へ
テレビ高知
高知県香美市の大栃(おおどち)中学校の男性教諭と、高知県いの町の追手前高校吾北分校の男性職員が酒気帯び運転をしたとして摘発されていたことがわかりました。男性教諭は9日書類送検され、男性職員は10日書類送検される見通しです。 摘発されたのは、香美市立大栃中学校に勤務する男性教諭(49)と、いの町大森の会計年度任用職員で県立高知追手前高校吾北分校に勤務する男性職員(73)です。 高知県警によりますと、大栃中学校の男性教諭は、10月26日午後9時半ごろ、高知市北本町の市道で、酒気帯び運転をした疑いが持たれています。 男性教諭が車を運転中に電柱に衝突する事故を起こし警察が男性教諭に事情を聞いた際、酒の匂いがしたため検査をした結果、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 男性教諭は、「居酒屋でハイボールを飲んだ後、帰宅するために運転した」と容疑を認める供述をしていて、9日書類送検されました。 また、いの町の会計年度任用職員の男性は、8月20日午後6時40分ごろ、いの町清水の国道194号で酒気帯び運転をした疑いが持たれています。 男性職員は、待避所に車を停めて、車の中で飲酒。その後一度寝た際に、傾斜がある部分に停めていたため自然に車が動き出し、国道を走る別の車に衝突したということです。その後、警察が事情を聞いたところ酒の匂いがしたことから検査をした結果、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 男性職員は容疑を認めていて、10日、書類送検される見通しです。
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