【ライブレポート】とんねるず、2日間で日本武道館に1万8000人動員「とんねるず THE LIVE」で熱唱
とんねるずが東京・日本武道館でのワンマンライブ「とんねるず THE LIVE」を11月8日と9日に開催した。彼ら2人だけのステージは29年ぶりのこと。チケットは完売し各日9000人、計1万8000人を動員した。 【画像】日本武道館のステージで熱唱するとんねるず(他7件) バラエティ番組での活躍のみならず、音楽シーンにおいても活躍したとんねるず。1984年12月に「一気!」で正式に歌手デビューして以降数多くの楽曲を発表し、「情けねえ」は日本歌謡大賞を受賞、「ガラガラヘビがやってくる」は140万枚以上というミリオンセールスを達成している。1985年から1995年までは全国でライブを行い、精力的な音楽活動を展開。2018年3月にバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が終了し、惜しむ声や2人の姿を見たいという声が多く寄せられる中、「2人のライブを開催したい」というフジテレビのスタッフの熱意と、石橋貴明、木梨憲武の思いが合致し、約6年の年月を経て「とんねるず THE LIVE」が実現した。この記事では2日目の様子をレポートする。 大歓声の中、白の衣装を着用した石橋と木梨がステージに登場。スポットライトを浴びたまま1分近く動かない。石橋の合図で一斉に「情けねえ!」とシャウトすると、「情けねえ」でライブを開始。2人の熱唱に観客は拳を振り上げて呼応した。終盤のサビに入るタイミングで客席に金テープが発射され、ライブは早くも絶頂を迎える。とんねるずの2人は手を振りながら、なぜか舞台袖へと姿を消していった。 ほどなくして公演終了を告げる「以上をもちまして、『とんねるず THE LIVE』はすべて終了でございます」のアナウンスが。1曲でライブ終了という驚きの演出に会場からは笑いが起こった。これで満足するはずもなく、来場者は盛大にアンコール。数分後に黒の衣装にチェンジした2人が再び姿を現し、本編よりも遥かに長い“アンコール”が始まった。 披露されたのは、とんねるずが主演を務めたドラマ「お坊っチャマにはわかるまい!」の主題歌「やぶさかでない」や、「雨の西麻布」「嵐のマッチョマン」といった20曲以上の人気曲たち。立ちっぱなしの観客が“ひと息入れるポイント”として設けられたブロックでは、石橋がウッドベース、木梨がアコースティックギターを構え、弾き語りで魅了する。観客が意外な芸に驚いていると、実は弦が張られていないことが明かされ笑いを誘っていた。 ダブルアンコールではとんねるず最大のヒット曲「ガラガラヘビがやってくる」、「とんねるずのみなさんのおかげです」のエンディングテーマ「一番偉い人へ」などを歌唱。石橋は「また、どこかでお会いしましょう」と再会を約束してライブに幕を下ろした。 動画配信サービスFODでは、この2日間のライブの様子を編集した映像を12月20日(金)から2025年1月19日(日)までPPVで独占配信する。 ■ FOD「とんねるず THE LIVE」 配信期間:2024年12月20日(金)21:00~2025年1月19日(日)23:59 販売期間:2024年11月8日(金)5:00~2025年1月19日(日)20:00 PPV料金:5000円 / 4546コイン(※コース会員) <出演者> とんねるず (写真提供:「とんねるず THE LIVE」)