宇宙で食べるウナギの味は? 古川聡さんがISSで岡谷のウナギ食べる【長野】
ISS・国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の古川聡さんが20日、宇宙で会見しました。「仕事の活力」と語ったのが、信州発のあの食べ物です。 スプーンを片手に何かを取り出したのは宇宙飛行士の古川聡さん。 少し苦戦して…食べました! ■古川聡さん 「表面はパリッとしていて中はしっとりですね!おいしい、宇宙でもうなぎを食べられてうれしいです」 古川さんは、およそ半年に及んだISSでの長期滞在をまもなく終えます。 ■古川聡さん 「おのおのの国の宇宙食を持ち寄って食べたりとか」 その一つがうなぎでした。 ■古川聡さん 「こちらスペースうなぎ、宇宙用うなぎかば焼きです。長野県岡谷市のうなぎ料理店『やなのうなぎ観光荘』さんがうなぎの宇宙食化プロジェクトを立ち上げ、開発して下さいました。宇宙でうなぎのかば焼きを食べたい」。 古川さんの言葉をきっかけに岡谷市のウナギ料理店が開発に着手。「スペースうなぎ」として去年完成させました。 ■古川聡さん 「宇宙でもうなぎのかば焼きが食べられるようになりました。それでは食べてみたいと思います」 やはり宇宙、うなぎも浮きます。少し食べづらそうですが… ■古川聡さん 「地上で食べるのに非常に近い、ほとんど同じようなおいしいかば焼きです」 宇宙でのうなぎをかみしめています。 ■古川聡さん 「おいしい、宇宙でもうなぎを食べられてうれしいです、まさに明日の仕事への活力がわいてきます。難しい開発をしてくださった、やなのうなぎ観光荘さん、ありがとうございます」 スペースうなぎは来月から一般販売も始まります。