【RIZIN】“フライ級最強を目指す”神龍誠「ファンを泣かせてばかりなので、そろそろカッコいい姿を見せます」【単独インタビュー】
昨年大みそかの初代フライ級王座決定戦で堀口恭司に敗れ、“フライ級最強”から“フライ級最強を目指す”チャレンジャーとなった神龍誠(23)が、春のRIZINに戻って来る。29日開催の『RIZIN.46』で行われる「日韓対抗戦3番勝負」で、昨年のROAD TO UFCに出場した韓国のイ・ジョンヒョン(21)と対戦が決定した。 【動画】神龍誠、日韓対抗戦に意気込み「とりあえず僕が勝ちます」”因縁”堀口恭司にリベンジの思いも【RIZIN】 以前のように堂々と「最強」と名乗るため“第2章”を歩み始めた神龍に、ORICON NEWSではインタビューを敢行。絶対の自信を持って臨むも返り討ちにされた昨年大みそかの堀口戦や、屈辱の敗戦から再びトップへ駆け上がる意気込み、さらには入場時にかぶっているマスクのこだわりなどをじっくりと聞いた。
■堀口恭司の“うまさ”は「世界のトップどころとの試合で磨かれた技術だと感じました」
――まずは、少し時間が経っていますが昨年大みそか『RIZIN.45』での堀口恭司選手とのフライ級タイトルマッチについてお伺いします。あの試合を経験して、神龍選手が感じたこととは? 【神龍】経験値というか、堀口選手は引き出しの多さがあるなと思いました。戦ってみてすごく強いっていうより、終わったあとに「うまかった」っていう印象が残っています。 ――うまさとは、イコール経験ということでしょうか。 【神龍】はい。あの戦い方がデビュー戦では絶対にできないし、10戦くらいやっても「これがダメだったらこれ」っていう動きはできないと思うので、今までUFCで戦ったり世界のトップどころとの試合で磨かれた技術なんだと感じました。 ――戦ってみて、まだまだ追いつけないと感じましたか? 【神龍】それは全然ないです。頑張って1~2年でリベンジしたいです。実際に肌で触れて分かったこともあるので。 ――堀口戦は大みそかという大舞台のメインイベントで、注目度も高い試合だったので反響は大きかったのでは? 【神龍】試合が決まった時もすごい反響だったし、負けてしまって応援してくれたみんなをガッカリさせてしまったと思うんですけど、試合後もたくさんの声をいただきました。街で気づかれることも増えてきて、たまに電車とかで声をかけられます。知名度が上がるのはうれしいんですけど、僕は人見知りなんで話が続かないです(苦笑)。「応援してます」「ありがとうございます」で終わっちゃう感じなんですけど、話しかけてもらっても大丈夫です。 ――RIZINで勝ち続けて、もっとメジャーになりたい? 【神龍】もちろんそういう思いもあります。やっぱり注目されてなんぼだと思うし、試合を見てもらって僕の強さや戦い方、それに格闘技そのものをもっと広めたいです。 ――堀口選手から試合後に「ATTに練習においでよ」と声をかけられましたが、神龍選手は「リベンジしたいので行かない」と拒否していました。最近は朝倉海選手をはじめ海外で修行するファイターが増えていますが、海外での練習には興味はありますか? 【神龍】もちろんあります。ATTには行かないですけど他のジムは考えていて、次の試合が終わったらどこかに行きたいなと。今まで海外の大きなジムで練習をしたことがなくて、経験したいですね。大きなジムはアメリカが多いですけど、最近はタイのタイガームエタイに行く選手も多くて、UFCファイターもいると聞くのでまずは近くのタイから行くのもいいかな。 ――朝倉海選手や朝倉未来選手の所属ジムが、海外のメガジムを目指してコーチ陣や設備を充実させた「JAPAN TOP TEAM」となりましたが、興味はありますか? 【神龍】コーチがいっぱいいて、それぞれの担当トレーナーもいるのはすごいと思うので、タイミングが合って行けたら行ってみてもいいかなと思っています。
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